【XM】口座ごとのスプレッド一覧

XMには下記の3つの口座タイプがあります。
・「スタンダード口座」
・「マイクロ口座」
・「ゼロ口座」
スタンダード口座とマイクロ口座のスプレッドは同じで、ゼロ口座はスプレッドが狭くなっていますが、その代わりに取引手数料がかかります。また、スタンダードとマイクロ口座はスプレッドが高い分、ボーナスなどの特典が多くなっています。ゼロ口座は新規口座開設以外にボーナスがありません。
ちなみに、XMは「変動スプレッド制」を採用しているため、常に平均スプレッドで売買できるとは限りません。
●スタンダード・マイクロ口座のスプレッド一覧
XMにおける主要通貨ペアの平均スプレッドは以下になっています(単位:pips)。1pipsは1銭のことです。
・米ドル/円:1.6
・ユーロ/円:2.3
・英ポンド/円:3.6
・豪ドル/円:3.3
・ユーロ/米ドル:1.7
日本の大手FX業者の場合、米ドル/円のスプレッドが0.1~0.2銭になっています。そして、日本のFX取引のほとんどは米ドル/円になっています。従って、頻繁にFX取引する利用者にとって、XMの広いスプレッドは大きな負担になります。また、日本のFX業者はその他の上記通貨ペアも0.5銭以下になっているため、XMのスプレッドはかなり広いと言わざるを得ません。
●ゼロ口座のスプレッド一覧
ゼロ口座はスプレッドが狭くなっていますが、取引手数料(1米ドル/1万通貨)がかかるため、両方を足したものが取引コストになります。主要通貨ペアの平均スプレッドは以下になっています(単位:pips)。
・米ドル/円:0.1
・ユーロ/円:0.4
・英ポンド/円:1.2
・豪ドル/円:1.2
・ユーロ/米ドル:0.1
一つ一つ見ていくと、ユーロ/米ドルの0.1pipsはかなり安いと言えます。米ドル/円の0.1pipsは日本の大手FX業者と同等です。ただし、英ポンド/円と豪ドル/円は日本のFX業者の2~3倍の広さになっています。ユーロ/米ドルの取引を主体にしている人にはメリットがあります。ただし、1ドル(1万通貨当たり)の取引手数料を加味して考える必要があります。
仮に、日本のFX業者で米ドル/円を1万通貨購入する場合、スプレッドが0.1pips(0.1銭)のため、1回の買いと売りで20円(10,000×0.001×2)のコストで済みます。ところが、ゼロ口座では100円をプラスした120円のコストになります。
●スタンダード口座とゼロ口座の比較
スタンダード口座とゼロ口座では取引手数料を加算したとしても、ゼロ口座の方がコストは低くなります。ただし、スタンダード口座には取引ごとにキャッシュバックがもらえるロイヤルティプログラムと、100%入金ボーナスがあります。従って、通貨ペアによってはゼロ口座よりコストが低くなります。自分のニーズに即して口座を判断するのが賢明です。