どんだけヨガやっても猫は猫背

自動売買ツールにおける最適な値幅間隔

 
この記事を書いている人 - WRITER -

FX業者の中には、FX取引を自動的に行う「自動売買ツール」を提供しているところがあります。自動売買ツールでは始めに売買方法を設定します。設定項目には取引する通貨ペアや売買するレンジ幅の他、トラップを仕掛ける値幅間隔があります。そこで問題になるのが、トラップの値幅間隔は広い方が良いのか、狭い方が得なのかと言うことです。

自動売買ツールの値幅間隔

仮に、同じ額の資金で値幅間隔を変えて運用したとします。その場合、値幅間隔を細かく設定した方が数多く約定するから利益を多く取れると思われています

つまり、10銭間隔で1,000通貨のポジションを持つ方が、20銭間隔で2,000通貨、40銭間隔で4,000通貨のポジションを持つより有利だということです。確かに、理屈からいっても狭い方が売買数は多くなります。

仮に、米ドルの為替価格が1ドル:105円0銭の時に、値幅間隔と利確(利益確定)間隔を同一にしたポジションを持ったとします。10銭間隔の場合は105円10銭になった時にポジションが売却され、利益を得られます。20銭間隔だと105円20銭になるまで、売却されません。もし、為替価格が105円0銭から105円10銭の間で上下動していた場合は、20銭間隔、40銭間隔のポジションは永久に利益が生まれません。ただ、現実の取引では、為替価格が10銭の狭い間隔で動き続けることはあり得ません。

なお、購入通貨数は以下のように同じであり、必要証拠金は変わりません(為替価格が105円0銭から106円20銭に動いた場合)。
・10銭間隔:1,000通貨×12本
・20銭間隔:2,000通貨×6本
・40銭間隔:4,000通貨×3本

自動売買ツールの値幅間隔と利益

為替価格の変動におけるポジションの利益は以下になります。
1)105円20銭
・10銭間隔:(10銭×1,000通貨)×2本=200円
・20銭間隔:20銭×2,000通貨=400円
・40銭間隔:0円
2)105円40銭
・10銭間隔:(10銭×1,000通貨)×4本=400円
・20銭間隔:(20銭×2,000通貨)×2本=800円
・40銭間隔:40銭×4,000通貨=1,600円

なお、この利益はあくまでもポジションを保有していることを前提としています。実は、自動売買ツールは為替価格が下がった時に、ポジションを持つシステムになっています。従って、105円20銭に上がる前に105円10銭に戻れば、10銭間隔のポジションを1本保有するため、利益が増加します。また、105円40銭に上がってから105円20銭に戻れば、20銭間隔のポジションが1本増え、10銭間隔のポジションが2本増えることで、より利益が多くなります。

バックテストによる結果

実際に、どの値幅が一番利益が取れるのかを確認する場合は、バックテストで検証するのが確実です。実は、過去にバックテストが行われています。その結果、一番利益の多かったのは、30銭間隔(3,000通貨)でした。2番目が40銭間隔、3番目が20銭間隔です。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© どんだけヨガやっても猫は猫背 , 2020 All Rights Reserved.